エフェドリンは漢方医学で古くから使われているマオウの成分でもあり、日本でも風邪薬などに含まれているものもあります。エフェドリンが―OCの禁止薬物であることは知っていても、こうした風邪薬や輸入の減量サプリメントの成分に含まれているのを知らずに使用し、競技で失格となった例もあります。スポーツ選手は特に、輸入の脂肪燃焼サプリメントなどについては成分に十分に注意を払う必要があります。なお日本では、食品衛生法上、エフェドリンを食品の原料として使用することは認められていません。現在、市販されているプロテインの主な材料は、牛乳と大豆です。牛乳に含まれるたんぱく質には2種類あり、 一つがカゼインたんぱく(全体の80%)、もう一つがホエイたんぱく(全体の20%)です。これらのたんぱく質のなかで最も消化・吸収のよいのが、ホエイたんぱくです。たんぱく質の栄養価を計る指数として「アミノ酸スコア」というものがありますが、このアミノ酸スコアでは大豆たんぱく、カゼインたんぱく、ホエイたんぱくともに「朋で、どれもすぐれた良質のたんぱく質食品だといえます。ただし、左ページに示したような評価法でみたとき、ホエイたんぱくがよりすぐれたたんぱく質源だということがわかります。消化・吸収が速く、利用効率もよいすぐれたたんぱく質なので、ホエイたんぱくは筋肉づくりに最適のプロテインといえます。実際、筋肉づくりを追求するボディビルダーの間でも最も人気の高いプロテインがホエイプロテインだといえます。

 

エイたんぱくを抽出する方法は大きく4種類に分類することができますが、そのなかでも最も精度が高く、高品質といわれているのがWPI (分離ホエイたんぱく)です。WPIのなかでも特に最新のフィルトレーション製法によるものは、たんぱく質の変性もほとんどなく、高純度のホエイたんぱくが抽出できることが知られています。